子どもたちの人間力とは

子どもたちの人間力とは
 子どもたちが、苦手なこと、いやなことを目の前にしたときに、「逃げたり、投げ出したり、あきらめたり」しないようになるならば、これは子どもたちの人間的成長とは言えないでしょうか。子どもたちがこうしたことが、できるようになるには、どうすればよいのでしょうか。
 まず、第一に、自分自身を知るということから始まるように思います。自分の性格が、短気なのか、のんびり屋なのか、やりたいようにやりたいと思うタイプなのか、すぐに駄目だと自己否定してしまうのか。こうした、自分の性格や、よく出てくる思い癖などが、くっきりと見つけることができれば、子どもたちは、自分のこの気持ちが、この結果をうんでしまったんだと思えることでしょう。こうした、「自己発見」や、「自己受納」は、非常に大切な要因となると思います。
 こうした自分自身の姿をあるがまま受けとめられるようになれば、どれほど力強いでしょうか。自らの弱点を克服できる力強い子どもの育みに、私たちは挑戦しています。