「イデア進学ゼミ」が提案する、小学生のための勉強ガイド4
5.丸つけの仕方で勉強の意欲が変わる!
丸つけはとても重要です。低学年でしたら親が丸つけをする場合、太い赤ペンで大きくつけてあげましょう。
がんばった時は花マルや漫画を添えてあげるのもいいと思います。
また、計算問題などでは、間違いを大きなバツで書かない方が良いでしょう。バツは小さなチェックか、子どもによっては丸をつけないでそのままにしてあげるのもいいと思います。子どもたちは、間違うことをとても悪いことのように錯覚しています。
今の学校の先生方も、ご両親の世代も、子どもたちの間違った問題を見ると「なぜこんなやり方をしたんだ。わかってないなあ。教えてやらないと」という気持ちに駆り立てられる方が多いのではないでしょうか。特にわが子に対しては、なかなか冷静になれず、感情的になりやすいものです。ですから、バツになると子どもたちにとっては、親に怒られる、責められると思ってしまうのではないでしょうか。
2回目にやり直して丸になった時は、朱色やオレンジ色などを使うと良いでしょう。そして丸つけをするときは、必ず声をかけ、「すごいね。よくできたね。」など、一緒に喜びましょう。喜びのエネルギーを回してゆくこと。これがこどもたちの意欲を引き出します。